【22-23最新版】グラトリおすすめのビンディング15選!失敗しない選び方・ライダーの愛用ギアも紹介

あまり違いが分かりにくく、なんとなく選んでしまっている人が多いのが「ビンディング」

「グラトリ向けのビンディングのおすすめは?」
「ビンディングを変えたら滑りは変わるの?」

など、ビンディングってパーツが細かいですし、どれくらい滑りに影響を与えているか分かりづらいですよね。

しかし、実はどんなに良い板やブーツを使っていても、その2つを繋ぐビンディングがイマイチだと他のギアの性能を活かしきれないんです。

そこでこの記事では、

この記事で分かること
  • ビンディングの各部品の役割
  • 失敗しないビンディングの選び方
  • グラトリにおすすめのビンディング10選
  • グラトリ熟練者の愛用中のビンディング

などを紹介。

乗り系グラトラー中込
グラトリ歴8年、ビンディングは累計6個買い替えている、私中込が解説していきます。
早速おすすめのビンディングを見たい方はこちらからどうぞ!

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目次

まずは基本的なビンディングの各部品をおさらい

ビンディングには沢山のパーツが付いています。

まずは基本的なビンディングの各部品について説明していきますね。

ベースプレート(ディスク、ミニディスク)

乗り系グラトラー中込
ベースプレートはブーツを乗せる場所でビンディングの基盤となる部分です。

ベースプレートの役割は、足裏からボードへパワーを伝えること

下記のようにそれぞれの好みによって選ぶのがおすすめです。

ベースプレートの選び方
  • キレのある動きが好きな方→反応の早いベースプレート
  • メロウな動きが好きな方→反応にゆとりのあるベースプレート

上記のようにベースプレートによって、板を踏んだ時の板の反応の速さ、遅さに差が出ます。

ハイバック

乗り系グラトラー中込
ハイバックは足首からふくらはぎを支えるパーツです。

ハイバックの主な役割は、ヒールサイドターンの時にエッジへの力の伝達を助けること

グラトリでは、弾き系と乗り系の人で下記のように硬さに好みが分かれることが多いですね。

スタイル別ハイバックの選び方
  • 弾き系の人→硬めのハイバック
  • 乗り系の人→柔らかめのハイバック

上記のように硬ければクイックな反応を得ることができますし、柔らかければ反応に余裕がでます。

アンクルストラップ

アンクルストラップはブーツとバインを固定させる時の足首まわりを覆うストラップのことです。 

硬い素材だと安定感を感じ柔らかい素材だとフィット感を感じます。

グラトリの場合には足首の柔軟性がある程度必要なため、初心者の人には柔らかくてフィット感の高いものがおすすめです。

乗り系グラトラー中込
僕もグラトリ歴は長いですが、いまだに柔らかめのものを選ぶことが多いです!

トゥストラップ

乗り系グラトラー中込
ブーツとバインを固定させる時のつま先まわりを覆うストラップのことです。

トゥストラップでよく聞かれるのは「ブーツの種類によって相性の良し悪しがあるって本当?」という疑問。

この点については、最近はどのメーカー同士でもフィットするような作りになっていて、基本的にはフィットするので安心してください。

もし心配な人は実際に店舗でフィッティングしてみてください。

フォワードリーンアジャスター

フォワードリーンアジャスターとは、ハイバックを「前に傾ける」機能をもつパーツのことで、ハイバックの後ろについています。

フォワードリーンを傾ける角度によって、ターン時の切り替えの反応の早さを調整することができます。

フォワードリーンを傾ける事による効果・注意点は下記になります。

フォワードリーンを傾ける効果
  • ハイバックを前に倒すと、ビンディングをはめただけで膝が自然に曲がるようになり、重心が低くなってターンの時に加重の姿勢を取りやすくなる。
  • エッジの反応が良くなり、素早いパワー伝達が可能。
フォワードリーンを傾ける時の注意点
  • 傾けすぎると足が疲れやすく、痛みを感じることもある。

上記のような効果と注意点がありますので色々試してみて、自分に合った角度を見つけてくださいね。

現役グラトラーに聞いた!グラトリにおすすめのビンディングの選び方・価格

ここでは今回は現役グラトラーでいくつもの大会で入賞されている荒川さんに聞いた「ビンディングを選ぶ時のポイント」を解説をしていきます。

また、価格の平均相場についても紹介していますのでビンディングを選ぶ際の基準にしてみてください。

1.特にハイバックとストラップを確認しよう

ORIENSライダー荒川
僕がビンディング を選ぶ際に特にチェックしている2つのパーツとそれぞれのポイントを紹介します。
重視する2つのパーツ
  • ハイバック→反応が早い方が飛び系がやりやすいのでやや硬めのフレックス
  • ストラップ→自分の足に合ったフィット感の高いストラップ

1つ目はハイバックのフレックスを気にしますね。
僕は反応が早い方が飛び系がやりやすいのでやや硬めのフレックスが好みです。
ただあまり硬すぎるとプレス系はやりづらいですので、試乗などで試しながら注意して選んでいます。

2つ目はストラップのフィット感を重視しています。ストラップのフィットが高くないと複雑な動きの多いグラトリでは心細く感じます。なので自分の足にしっかりとフィットするビンディングを常に選んでいます。

各ビンディングによって素材や形状が異なるため、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。

上記のようにビンディングを選ぶ際には、ぜひハイバックとストラップを意識して選んでみてくださいね。

2.自分のレベルに合った価格帯から選ぼう

ビンディングと言っても色々な種類・価格のものがありますので値段の相場は知っておくと選びやすいですね。

自分のレベルに合わせたビンディングを選べるようレベル別の価格帯を書いたので参考にしてみてください。

〜2万5000円:グラトリ初心者向け

こんな人におすすめ
  • 基本的なターンができるのでグラトリにチャレンジしてみたい人
  • 3点セットに物足りなさを感じる人
ORIENSライダー荒川
3点セットを卒業してもう少し良いビンディングを使ってみたいというタイミングでこれくらいの価格で購入する人が多いです

2万5000〜3万5000円:グラトリ初級者〜上級者向け

こんな人におすすめ
  • オーリーやプレスなどグラトリの基本ができるようになってきた人。
  • オーウェンなどのコンボ技もできるようになってきた人
ORIENSライダー荒川
グラトリを本格的に練習し始めた方にもおすすめですが、上級者でもこの価格帯のビンディングを使っている人が多く、一般的な価格帯になります

3万5000円〜5万円:グラトリ上級者向け

こんな人におすすめ
  • ノーリー720など難しい技もできる人
  • グラトリ練習歴が2年以上の人
ORIENSライダー荒川
性能としては申し分のないモデルが揃っていますので、初級者でもグラトリを本気で頑張りたいという方にはおすすめできるモデルです。

3.サイズを確認しよう

ビンディングは、どのブランドも基本的にはS・M・Lで3つのサイズ展開がされています。

ブランドによって多少の大きさの違いはありますが、下記を参考に足の大きさに合ったサイズを選びましょう。

参考サイズ
  • 22,5〜25,5㎝の人は→Sサイズ
  • 25〜27,5㎝の人は→Mサイズ
  • 27〜30㎝の人は→Lサイズ

グラトリにおすすめ王道ビンディングブランド3選

1.ビンディング専門メーカー「UNION(ユニオン)」

2005年にアメリカで発足以来ビンディング一筋という徹底したこだわりでワールドワイドに製品を販売しています。

純ビンディングブランドとしては珍しく自社工場を持っており開発から設計、製造まで自社で行っています。

乗り系グラトラー中込
特に大きなブランドロゴがハイバックに入っているチームハイバックモデルが人気ですね

また、UNION同士のビンディングであれば独自にパーツを組み替えてカスマイズすることができるので初級者からマニアックな上級者まで幅広い層のユーザーから人気を集めています。

UNIONの人気モデル
  • FORCE
  • STRATA
  • CONTACT PRO
  • FLITE PRO

2.スノーボード大手メーカー「BURTON(バートン)」

スノーボードと言えば「バートン」と言っても過言ではない超有名ブランドですね。

1977年に設立され、歴史あるスノーボード ブランドで研究され続けたその技術力は本物です。

バートンのビンディングは色々な種類があり1つ1つクオリティが高く人気です。

全体的にホールド感、フィット感の高いモデルが多く、繊細な板のコントロールがしやすいのでグラトリの複雑な動きにも柔軟に対応することができます。

乗り系グラトラー中込
少し前にはグラトラーのほとんどがMALAVITAを使っていた時期もありましたね。
BURTONの人気モデル
  • MALAVITA
  • GENESIS

3.日本発祥メーカー「FLUX(フラックス)」

FLUXは1992年に誕生した日本のブランドです。

「日本人の足に合う最高のビンディングを」というコンセプトで発展を続け、今では日本に限らず世界中にユーザーがいます。

乗り系グラトラー中込
グラトリ界では初級者から上級者まで本当に幅広いユーザーが使用していますね。

特徴としては

  • 工具がなくても各調整ができる各種調整機構
  • 高いストラップのホールド性能

が挙げられます。

トリックに安定感をもたらす高いホールド性能を求める人や日本ブランドへの安心感からFLUXのビンディングを選ぶユーザーが数多くいます。

FLUXの人気モデル
  • DS
  • PR
  • TW

グラトリ向けおすすめビンディング15選

王道の人気ビンディングが欲しい人向け

安定感×柔軟性「UNION FORCE」

フレックスミドルフレックス(5段階中3)
重さやや軽い(5段階中2)
メーカー希望小売価格(税込)40,700円

FORCEの特徴はトリック中の安定感ボードへの踏み込む力を素早く伝えられることです。

程よい硬さのハイバックとストラップの高いフィット感が安定感を実現させています。

しっかりとホールド感はあるものの、扱いやすい硬さです。

また、FORCEのベースプレートにはカントが入っているため、踏み込みがしやすく板を踏むという感覚を感じやすい点も特徴です。

こんな人におすすめ
  • 低速域から高速域まで様々な速度域でトリックをする人。
  • しっかりとホールド感のある万能なビンディングが欲しい人。
乗り系グラトラー中込
下の動画は実際に僕がFORCEを使用している動画です!

圧倒的フィット感×クイックな反応「BURTON MALAVITA」

フレックスミドルフレックス(5段階中3)
重さ普通の重さ(5段階中3)
メーカー希望小売価格(税込)50,600円

高いフィット感と足首周りの自由度の高さを兼ね備えたモデルです。

非対称ハンモックストラップが足に吸い付くような感覚と優れたレスポンス、柔軟性を発揮してくれるため自由度の高い動きを実現してくれます。

それに加えてベースプレートもしっかりしていて反応が良いので、弾き系が非常にやりやすいです。

こんな人におすすめ
  • フィット感を一番重視してビンディングを選びたい人
  • 弾き系が好きで、反応の早いビンディングが好きな人
乗り系グラトラー中込
フィット感では他のビンディングをよせつけない圧倒的な存在です

THE・オールラウンドビンディング「FLUX DS」

フレックスやや柔らかめ(5段階中2)
重さやや軽い(5段階中2)
メーカー希望小売価格(税込)46,200円

FLUXと言えばDSと言われるほど誰もが扱いやすい人気のあるビンディングです。

グラトリ・カービング・パーク遊びまで「何でもしたい!」という人におすすめのモデルです。

FLUXが特許を取っている構造なのですが、アンクルストラップのベルトがヒールカップとハイバックの間に入っているためブーツとビンディングのホールド感が増しています。

乗り系グラトラー中込
FLUXのビンディングを見かけた際には手に取ってハイバックをチェックしてみてください。

この構造によるホールド感を求めてDSを選ぶグラトラーもかなり多いです。

こんな人におすすめ
  • グラトリ・カービング・パーク遊びまでオールラウンドに楽しみたい人
  • しっかりとホールド感のあるビンディングが欲しい人

下の動画はライダーの神保 賢一さんが実際にDSに乗っている動画です。
ぜひチェックしてみてください!

最軽量・ソフトフレックス・耐久性「DRAKE RELOAD」

フレックスやや柔らかめ(5段階中2)
重さかなり軽い(5段階中1)
メーカー希望小売価格(税込)36,300円

DRAKEのRELOADの特徴は業界随一の軽さで、ビスやワッシャーを無くすなど極限まで無駄をなくしたことで実現させています。

ベースプレートはミディアムフレックスですが、ハイバックを他のラインナップよりもソフトフレックスとしたことでグラトリに必要な足首のルーズさもあります。

それでいて世界で最もクレームの少ないビンディングという表現があるくらいのタフさも兼ね備えるメーカーのビンディングです。

こんな人におすすめ
  • 脚力に少し自信がなく、軽いビンディングが欲しい人
  • 壊れにくいタフで長持ちするビンディングが欲しい人

LATE PROJECTの瀧澤さんが使用していることで有名で、瀧澤さんのようなオールラウンドな滑りとグラトリ両方とも頑張りたいという方にオススメのモデルです。

下の動画は瀧澤さんが実際にDRAKEのビンディングを使用している動画です。
ぜひチェックしてみてください!

3点セットを卒業したい人・グラトリ初級者向け 7選

軽すぎる「UNION CONTACT PRO」

フレックスやや柔らかめ(5段階中2)
重さかなり軽い(5段階中1)
メーカー希望小売価格(税込)34,100円

一番の特徴は非常に軽いことです。

そして非常にソフトフレックスなためスタイルが出しやすいビンディングです。

足裏全面の柔らかなブッシングが板のフレックスを最大限に引き出しつつも、ボードに与える衝撃は抑えるのでジャンプ等での負担を軽減してくれます。

乗り系グラトラー中込
軽さの一方で高速域での操作性・安定感は少し慣れが必要かもしれませんね。

ただこれからグラトリを始める人が滑る低中速のスピードでは抜群の操作性をもたらしてくれることは間違いありません。

こんな人におすすめ
  • まずは低中速域でグラトリの基礎を頑張りたい人
  • とにかく軽いビンディングが欲しい人

コスパ×機能性「FLUX PR」

フレックスやや柔らかめ(5段階中2)
重さやや軽い(5段階中2)
メーカー希望小売価格(税込)25,300円

コストパフォーマンス×機能性が非常に高いモデルです。

特にこれからグラトリを始めたいと言う方には最もオススメできるモデルです。

低中速度域で柔軟な対応ができるフレックスの柔らかいモデルで、特に乗り系を中心にグラトリの基礎系の動きがすごくやりやすいです。

乗り系グラトラー中込
ただフレックスが柔らかい分、高速域でグラトリをすると上級者は反応が遅いと感じるかもしれません
こんな人におすすめ
  • コスパのいいビンディングが欲しい人
  • 低中速域でグラトリの基礎を練習したい人

軽い×ソフトフレックスな入門モデル「UNION FLITE PRO」

フレックス柔らかめ(5段階中1)
重さかなり軽い(5段階中1)
メーカー希望小売価格(税込)28,600円

UNIONの入門用ビンディングです。

乗り系グラトラー中込
先ほど紹介したUNIONのCONTACT PROよりもさらに初級者向けのビンディングです。

軽量でソフトフレックスなので取り回しがしやすく低中速度域でのグラトリで大活躍すること間違いありません。

ハイバックやベースプレートは非常に柔らかいものとなりますが、UNIONならではの高いフィット感については健在です。

まさにこれからグラトリを始めたい・始めたばかりという人にぴったりのビンディングとなります。

こんな人におすすめ
  • これからグラトリを始めたい、始めたばかりの人
  • 軽量でソフトフレックスなモデルを使いたい人

高いフィット感を持つ初心者向けモデル「ROME SLICE」

フレックス柔らかめ(5段階中2)
重さ軽め(5段階中2)
メーカー希望小売価格(税込)31,900円

ROME SLICEは、足に吸い付くような高いフィット感をもつ初級者向けモデルです。

アンクルストラップが「ProFlex Ankle Strap」という最小限の接触面積で抑えられた軽量な設計となっており、ストレスのない足回りの自由度の高さを実現しています。

足に吸い付くようなフィット感があるので、板さばきが重要な乗り系のトリックがやりやすく感じるでしょう。

その他、フレックス自体もミディアムフレックスとなっておりターンのしやすさもあるため、グラトリと一緒に基礎的なターンも上達したいという場合についても最適なビンディングです。

こんな人におすすめ
  • フィット感の高さを重視したい人
  • グラトリも練習しながら、ターンのクオリティも上げていきたい人

下はROME SLICEについての解説動画です。字幕で解説されていますのでチェックしてみてください。

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