上級者から学ぶ!失敗しない、安いグラトリ板おすすめ10選

「なるべく安くグラトリの板を買いたいけど、なにかいい板はないかな?」
「3点セットは嫌だけど、8〜9万円の板を買って失敗したくない」
「とりあえず安くて調子いい板を買って上手くなりたい!」

そんなお悩みはありませんか?

グラトリを楽しみたいけど、可能であれば値段は安く抑えたいですよね。

ただ、どんなに安くてもグラトリができなかったら意味ないですよね。

乗り系グラトラー中込
累計9枚も板を使ってきた僕が安くてもグラトリがやりやすいおすすめ板を紹介していきます!

安い板を選んで失敗をしないよう、「失敗しない安い板の見極め方」を最初に解説していますので、早く板を見たい方はこちらボタンよりおすすめ板の解説をご覧ください。

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目次

上級者からアドバイス!失敗しない安いグラトリ板の選び方!

大会での入賞経験もお持ちの荒川さんに板の選び方のポイントを教えてもらいました。

ぜひ板を選ぶ時の参考にしてみてください。

その1:板のフレックスは柔らかめを

ORIENSライダー荒川
ズバリ言うとグラトリがやりやすい板は柔らかい板です。

グラトリは板をしならせることで生まれる反発を使って技をするので、できるだけ柔らかくてしならせやすい板をオススメします。

特にグラトリ初級者、中級者の人は楽に板をしならせることで色んな技がやりやすくなるので上達スピードがどんどん早くなります。

その2:板の長さは短めがオススメ

ORIENSライダー荒川
グラトリをやりやすい板の長さは身長からマイナス20㎝〜23㎝です。

私も身長173㎝で、使用している板は150㎝〜153㎝となります。

3点セットを買う時にオススメされる長さは身長マイナス15㎝〜20㎝が一般的ですが、グラトリは板の操作がしやすい短めがオススメです。

その3:デザインはシンプルなものがオススメ

ORIENSライダー荒川
グラトリをやりやすい板の長さは身長からマイナス20㎝〜23㎝です。

ロゴが入っているだけのシンプルなソールやモノクロのデザインのものなどです。

派手なデザインだと飽きてしまうことがあるので出来るだけシンプルなデザインの板を選ぶようにしています。

板自体の性能は悪くないのに、デザインに飽きてしまって板を買い替える人もいるので僕はシンプルなデザインをおすすめしています。

上級者が選ぶ、安くてグラトリがやりやすいオススメ板10選

安くてグラトリがやりやすい板を10枚選びました!

価格帯としては3〜7万円台のものを選びましたのでおすすめ順に紹介していきたいと思います。

1.FNTC TNT R

形状ダブルキャンバー
シェイプツインチップ
フレックス非常に柔らかい(10段階中1)
メーカー希望小売価格60,500円

FNTCはグラトリ専門板ブランドです。

グラトリで有名な瀧澤憲一さんと山本純士さんの意見を取り入れながら開発されているグラトリ板となっています。

その中でもTNT Rは、日本で一番グラトリ初級者に選ばれる人気板。

その理由として下記の2点が挙げられます。

  • ソフトフレックスであること
  • グラトリライダーが開発していること

初級者はできるだけソフトフレックスな板を選び、板をしならせる感覚を覚えることがグラトリ上達への近道です。

なぜなら板の反発を作り出し、技をするグラトリではまずは板をしならせることが重要となるからです。

その点、TNT Rはソフトフレックス且つダブルキャンバー形状となので、より板をしならせやすくなっており、グラトリがやりやすいです。

下の動画は瀧澤憲一さんがTNT Rでグラトリをしている動画です。

非常にグラトリがやりやすそうですね!

瀧澤憲一さんなどの有名なグラトリライダーが開発していることで安心感があるのも人気の理由です。

まずは初級者向けの定番モデルが欲しいという方におすすめです。

2.K2 WORLD PEACE

形状ハイブリッドキャンバー
シェイプツインチップ
フレックス柔らかい(10段階中3)
メーカー希望小売価格62,700円

 WORLD PEACEは過去にグラトリ向けモデルとして人気を博したK2の「WWW」という板のの後継モデルとなります。

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ソフトフレックスで人気を博した旧モデルでしたが、名前が変わった今でもグラトリのやりやすい板として人気は健在です。

値段の安さも大きな魅力で、ショップによっては最新モデルでも4万円ほどで購入できます。

他のグラトリ向けの板と比較すると非常にコストパフォーマンスが高いですね。

これからどれくらいの頻度でやれるかわからないので、まずは安い板でグラトリにチャレンジしてみたいという方にオススメの板です。

3.SALOMON THE VILLAIN

形状ハイブリッドキャンバー
シェイプツインチップ
フレックスミディアム(10段階中5)
メーカー希望小売価格73,700円

THE VILLAINはグラトリの他にジブやキッカーなどもオールラウンドに楽しめる板です。

THE VILLAINはフレックスは硬めですが、ROCK OUT CAMBER(ハイブリッドキャンバー)形状となっていて、この形状によりプレスがやりやすくなっています。

これによりビンディングを付ける位置の外側に広くフラットな面積を作り、雪への接地面が増えて安定します。

THE VILLAINは、グラトリをメインにジブやキッカーにもチャレンジしたいという方にオススメです。

4.FNTC TNT C

形状ハイブリッドキャンバー
シェイプ
ツインチップ
フレックス柔らかめ(10段階中3)
メーカー希望小売価格63,800円

TNT Cは乗り系も飛び系も両立することのできる初級者向けのスタンダードなグラトリ板です。

先ほどTNT Rについて解説しましたが、RとCの違う点について説明しますね。

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結論、ダブルキャンバー形状かハイブリットキャンバー形状かの違いとなります。

先ほど紹介したRがダブルキャンバー形状で、Cがハイブリッドキャンバー形状となります。

ハイブリッドキャンバー形状は、ダブルキャンバー形状に比べて板に張りがありますので、上手く板をしならせることができればハイブリッドキャンバー形状の方が強い反発を生み出すことができます。

ダブルキャンバーはやや柔らかめのフレックスになっていて乗り系がやりやすい板です。

より強い反発を感じたい方やキャンバー形状の板に慣れている方には同じTNTシリーズでもTNT Cがおすすめです。

下の動画はライダーの山本純士さんがTNT Cについて説明している動画です。

ぜひチェックしてみてください!

5.YONEX GROWENT

形状ハイブリッドキャンバー
シェイプ
ツインチップ
フレックス柔らかめ(10段階中3)
メーカー希望小売価格63,800円

GROWENTはポップな乗り味でテンポの良いグラトリがやりやすい板です

雪面に対してノーズ、テールの傾斜が緩やかに作られているので板を少ない力で楽に踏むことができて次の動作に繋げやすいです。

またYONEXといえばテニスのイメージが強いと思いますが、スノーボードにもテニスラケットに使われているカーボンという素材を使用しています。

カーボンにより弾力が強く、軽いという特徴がグラトリ界での人気の秘訣となっています。

下の動画は奥美濃を中心に活躍しているライダーのひかるさんです。

オリジナリティ溢れるトリックがすごくかっこいいですよね。

彼のようなスタイルを目指したい人には是非とも乗ってみてほしい板です。

6.DEATH LABEL BLACK FLAG

形状ダブルキャンバー
シェイプツインチップ
フレックス非常に柔らかい(10段階中1)
メーカー希望小売価格60,500円

BLACK FLAGはとにかく柔らかい板です。

形状はスタンダードなキャンバー形状ですが、板の素材にバンブー(竹)を使用しているので軽量でポップな乗り味を実現してくれます。

また、DEATH LABELはシンプルかつダークなデザインで多くのライダーを魅了しているメーカーです。

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このBLACK FLAGのデザインもダークな感じでカッコいいですよね。

まずはとことん柔らかい板を使ってグラトリにチャレンジしたいという方に非常におすすめの板となります。

7.FANATIC T-DECK

形状ダブルキャンバー
フレックス柔らかめ(10段階中3)
メーカー希望小売価格59,400円

T-DECKはダブルキャンバー形状(VDCキャンバー形状)かつソフトフレックスで板を楽にしならせることができる板です。

また、板のセンターにFANATIC特有のハニカムバーという強い反発を生み出す素材を入れています。

それによりオーリーなどの飛び系の技で高さを生み出すこともできます。

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FANATICはグラトリ初級者から上級者まで非常に人気のあるメーカーで、特にハニカムによる反発は病みつきになる人が年々増えています。

T-DECKはダブルキャンバー形状でも反発の強さもある板に乗ってみたいという方におすすめの板です。

8.YONEX ACHSE

形状ハイブリッドキャンバー
シェイプツインチップ
フレックス柔らかめ(10段階中3)
メーカー希望小売価格86,900円

ACHSEは軽くて反発の強いカーボンを使用しているので、反発の強い板で高回転にチャレンジしたい方やポップな乗り味が好きな方におすすめしたい板です。

こちらのACHSEもグラトリ界でコスパの良い板として人気のある板で、先ほど紹介したGROWENTよりもACHSEの方がフレックスが硬くなっています。

下の動画はACHSEのライダーとして岩原を中心に活躍しているたかにゃんさんです。

グラトリ界でも随一の高さとキレを持ち合わせた高回転トリックでかっこいいですね。

たかにゃんさんのような高回転トリックにチャレンジしたいという人はぜひACHSEに乗ってみてください。

9.ALLIAN PRISM

形状キャンバー
フレックスミディアム(10段階中5)
メーカー希望小売価格82,500円

PRISMは、軽くて反発が強い板です。

ノーズとテールに強い反発を生み出す素材を配置しており、人によってはその部分がやや硬く感じる方もいるようです。

ただ、板のセンターは柔らかく作られているので高回転以外の乗り系トリックもやりやすい板です。

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ALLIANは20年以上の歴史をもち、軽くて走る板のメーカーとしてスノーボード界でも非常に人気のあるメーカーなんです。

その中でもPRISMはALLIANの顔に当たるモデルとしてスノーボード界でも非常に人気があります。

軽い板が好きな人、高回転系のトリックで周りを魅了したいという人におすすめの板ですね。

10.YES BASIC

形状ハイブリッドキャンバー
フレックスやや柔らかめ(10段階中4)
メーカー希望小売価格65,000円

BASICは、ノーズとテールに独特の粘りがあり乗り系がやりやすい板です。

粘りがある分オーリーなどの反発が来るタイミングがやや遅めで癖がありますが、慣れてしまえば問題ありません

また、YESはシンプルなデザインでグラトリ界でも着々とファンを増やしています。

その中でもBASICはグラトリ界で特に人気のある板です。

乗り系のグラトリが好きな方には是非試してほしい板ですね。

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私も21−22シーズンで愛用していて、スタイルが出しやすいため非常に気に入っています。

下は私がBASICを使用している時の動画です。

安いグラトリ板を買うときのよくあるQ&A

Q.安い板は折れやすいの?

ORIENSライダー荒川
A.板の値段と折れやすさは関係ありません。

板の折れやすさは板の素材と本人の踏み方や滑り方によって決まりますので、値段の安さが折れやすさに比例することはありません。

Q.ぶっちゃけ3点セットの板と何が違うの?

ORIENSライダー荒川
A.3点セットの板は、初心者がターンをするために作られた板なのでグラトリがしやすいような板のフレックスや形状となっていません。

今回紹介している板は、グラトリを楽しむために作られた板で初心者でも踏みやすいように柔らかくなっていたり、取り回ししやすいような加工がされています。

3点セットの板と今回紹介した板では、グラトリのしやすさは全然違いますので、グラトリを頑張りたい人は是非3点セットではなくグラトリ用を買いましょう!

Q.安い板だと上手くなるスピードは遅くなるの?

ORIENSライダー荒川
A.板が安いからといって、10万円近くするモデルと比較して上手くなるスピードが遅くなることはありません。

今回は、各メーカーのエントリーモデルといわれる「初級者がグラトリを練習しやすい板」を厳選していて、グラトリを練習するには十分なスペックです。

これからグラトリを練習していくなかで徐々に自分の好みが分かってくるので、その時に自分の好みに合う値段の高い板にチャレンジしてみましょう!

Q.安い板はなぜ安いの?品質は大丈夫?

ORIENSライダー荒川
A.板が安い理由は様々ですが、主な理由は「生産数が多い」「素材の原価を低く調達できている」「人件費の安い海外の工場で作っている」などがあります。

なので決して値段の安さ=品質が低いとは一概に言えないということですね。

まとめ

今回の記事では、グラトリ上級者がオススメしたい安いグラトリ板を紹介しました。

あまりお金はかけられないけどグラトリを頑張りたい人におすすめの板ばかりです。

是非上級者からのアドバイスを参考に自分に合った板を選んでみてください!

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